ビジネスを行ううえで、今やSNSの活用は必須となりました。

InstagramやTikTok、LINEやYouTubeなどさまざまなSNSが存在していますが、中でも、即時性が高い情報の受発信や興味関心軸でのコミュニティ形成の場として活用されているのがTwitter(ツイッター)です。

Twitterを通じて顧客やファンとつながり、ビジネスを成長させるツールとして、企業や個人問わず利用されています。

本記事では、Twitterマーケティングの意味やメリット・デメリット、収入を得る方法、アカウントの運用手順などを解説します。

Twitterマーケティングとは

「Twitterマーケティング」とは、Twitterを収入源や販売戦略のひとつとして活用することです。

商品・サービスの宣伝やキャンペーンの実施、ユーザーとのコミュニケーション、顧客情報の取得、広告の出稿などを行います。

消費者は、認知→興味関心→比較検討→購入といったプロセスで購買行動に至ります。

その後、ファンとなった消費者は商品・ブランド・人物に対する共感から継続購入を行い、友人・知人への紹介やSNSでの拡散を行なってくれるようになるでしょう。

Twitterの運用によって商品・サービスの認知度を向上させることができ、またブランディングやロイヤリティ向上にもつなげることが可能です。

Twitterの特徴

Twitterは実名登録不要で利用でき、ライトなコミュニケーションが可能なSNSです。

140文字の短文テキストや画像・動画などの情報をリアルタイムで発信することができます。

特徴的なのは「リツイート」という機能。

共感される情報や興味を惹く投稿は積極的に拡散される傾向にあります。

また、検索エンジンのようにテキストでの検索機能があるため、リアルな口コミの検索や最新のニュース速報のチェック、交通機関の遅延や災害などの情報収集など、知りたい情報をすぐに得るためのツールとしても活用されているのがTwitterです。

さらに、Twitterは趣味やコミュニティごとに複数のアカウントを所持しているユーザーも多く、「美容好き」「ゲーム好き」「アイドル好き」など共通の趣味を持つユーザー同士でつながりやすいSNSとも言えるでしょう。

2006年にサービスが開始し、2008年に日本語版がリリースされたTwitter。

サービス登場以降、ハッシュタグ機能やリツイート機能、引用リツイート機能、ミュート機能やDM機能、投票機能、モーメント機能、スレッド機能、トピックフォロー機能、フリート機能など、利用者の声を吸い上げてさまざまな新機能がリリースされています。

Twitterマーケティングのメリット

Twitterマーケティングのメリットは、全世界の膨大な数のユーザーに向けて情報を発信できること。

Twitterの1日あたりのアクティブユーザー数は1億9,200万人(2020年Q4時点)、日本国内の月間アクティブアカウント数は4,500万人を超えています(2017年10月時点)。

【参考】Twitter IR資料(2020 Q4) / Twitter公式アカウント

利用者の年齢層も20〜40代を中心に幅広く、男女比もほぼ半々。

発信した内容を多くのユーザーに見てもらえるだけでなく、ユーザーの反応も獲得できるSNSです。

また、投稿へのいいねやリプライ(コメント)、引用リツイートなどの機能を通してユーザーとの相互コミュニケーションが気軽に行えます。

もうひとつのメリットは、拡散力の高さゆえに広い情報発信ができること。

Twitterには、他のユーザーの投稿をフォロワーのタイムラインに投稿できる「リツイート」という拡散機能があります。

投稿がフォロワー以外の人にも拡散されることで、より多くの人々に情報を届けることができる機能です。

特に人気の投稿や注目されたツイートは「トレンド」という項目に掲載され、大きな話題を呼ぶことも。

リアルタイム性や拡散性が強いSNSであることから、話題性やトレンドを生み出しやすい点がTwitterを活用するメリットだと言えるでしょう。

Twitterマーケティングのデメリット

メリットがある一方、デメリットもあります。

特に、拡散力の高さゆえ、不適切なツイートなどが炎上しやすい点には注意が必要です。

Twitterにおける炎上とは、火が勢いよく燃えるかのように集中的に、ネガティブなコメントが投稿されることを言います。

誤った情報やツイートを見たユーザーがマイナスな意味で捉えてしまうような情報を発信してしまわないように注意しましょう。

その他のデメリットとして、ある程度のフォロワーを確保できなければビジネス活用が難しい点も挙げられます。

質の高い情報を発信しつづけてフォロワーを獲得し、成果を出すまでには時間や手間がかかるため、根気強さが必要です。

Twitterの個人アカウントで収入を得る3つの方法

先ほど、Twitterは消費者の購買行動の底上げに影響することをお伝えしました。

企業が自社の商品・サービスの販売につなげる目的でTwitterを運用する以外にも、個人でビジネス活用することも可能です。

<個人でのTwitterビジネス活用の例>

  • ハンドメイドアクセサリーの販売
  • イラストのお仕事依頼の受付
  • 舞台やライブの告知・集客
  • コンサルティングの依頼受付
  • noteで執筆した有料記事の販売 など

自分自身に販売する商品やサービスがない場合でも、Twitterをビジネス活用する方法もあります。

<個人のTwitterアカウントで収入を得る方法>

  1. アフィリエイト
  2. PR投稿
  3. メディアへの寄稿・拡散

以下、それぞれ説明します。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、商品・サービスを宣伝し、その投稿を見たユーザーが購入・契約に至った場合に、紹介料・宣伝料として報酬が支払われる仕組みです。

報酬額はアフィリエイトサービスや商品によって異なりますが、商品価格の1~20%程度が相場とされています。

Twitterでアフィリエイト収入を得るための方法としては、アフィリエイト商品のPRページを作成し、Twitterにリンクを貼って誘導する方法が一般的です。

具体的には外部のブログなどで商品を紹介して、そのページにアフィリエイトリンクを設置し、ブログを更新したらTwitter上に投稿します。

ブログなどのコンテンツを用意する手間がかかってしまいますが、一度仕組みを作ってしまえば継続収入を得やすいでしょう。

アフィリエイト用のリンクをツイートに直接貼ることもできますが、Twitterの規約上規制されてしまうことも。

アカウント凍結(利用停止)などのペナルティを受けてしまう恐れがあるため、避けたほうが無難です。

PR投稿

企業や広告代理店から依頼を受け、指定された商品・サービスの紹介や情報の発信をTwitterで行い(=PR投稿)、報酬を得る方法もあります。

報酬額は1フォロワー=1円〜で計算される場合が多いです。

PR案件を受けるには、インフルエンサーを募集しているプラットフォームや広告案件紹介サイトへ登録する方法と、直接DMで依頼される方法があります。

PR投稿を行う際は、ステマにならないよう要注意!

ステマ(ステルスマーケティング)とは、企業や広告代理店から金銭などを受け取っているにも関わらず、一般消費者を装って良い口コミを行うことを指します。

「#PR」や「#AD」などPR投稿(企業広告)であることがわかるような表記をツイートに入れるようにしてください。

メディアへの寄稿・拡散

Twitterのアカウント運用を継続的に行い、フォロワーが増えていけば、Twitterでの情報発信によって世間に対して影響を与えられるようになります。

影響を与えられる人物=インフルエンサーになれば、Webメディアなどに記事を寄稿し、それをTwitterで拡散するという依頼がくることも。

依頼側にとってはメディアのPV数(訪問数)が増え、インフルエンサーにとっては自分の名前が入った記事がメディアに掲載されることで違うユーザーにアプローチできる点が双方のメリットだと言えるでしょう。

報酬額は1,000字~1,500字の記事で1万円程度が相場となっています。

メディアへの寄稿・拡散は、DMなどを通してメディアから直接依頼が届くケースが多いです。

Twitterマーケティングでのアカウント運用手順

Twitterマーケティングを行うにあたってのアカウントの運用手順は、次のとおりです。

  1. 運用目的を決める
  2. ターゲットを設定する
  3. アカウントのコンセプトやツイートのテーマを決める
  4. キャンペーンや広告配信など必要な施策を行う
  5. 分析・改善を行う

以下、それぞれ説明します。

運用目的を決める

まずは、Twitter運用を通して目指すべき姿を設定します。

<運用目的の例>

  • 認知度アップや情報の拡散
  • 商品・サービスの購入
  • ファンの育成やユーザーとのつながり
  • 話題化

運用目的が定まったら、目的に応じて具体的な目標を設定していきます。

<目標の指標例>

  • フォロワー数
  • インプレッション数(ツイートが他のユーザーに表示された回数)
  • エンゲージメント率(インプレッション数に対しユーザーがツイートに反応した数の割合)
  • 特定のハッシュタグや指定ワードでの投稿数
  • プロフィールに設置しているリンクのクリック数

このとき、目的と目標がちぐはぐにならないようにしましょう。

例えば、認知拡大が目的であれば、フォロワー数の増加よりもインプレッション数(ツイートがどれだけ見られたか)を目標に設定すべきです。

ターゲットを設定する

先述のとおり、Twitterでは目的別に複数のアカウントを所持しているユーザーが多いです。そのため「どの層にツイートを届けるのか?」「誰に発信するのか?」を整理することが大切になってきます。

性別や年齢、興味関心の対象、ライフスタイルなど具体的なターゲットを設定し、そのユーザーが属しているTwitterのコミュニティや、コミュニティの規模などをリサーチしましょう。

アカウントのコンセプトやツイートのテーマを決める

ターゲットが定まったら、続いて何を発信するのかを決めていきます。

ターゲットが必要としている情報や興味を持ってもらえそうな内容から、発信するコンテンツのカテゴリーを考えます。

次にツイートのテーマ(商品紹介やコミュニケーション、ニュース発信など)を決め、投稿の割合やツイートを通して成し遂げたいこと(リンク先への遷移やリプライなど)を設定しましょう。

アカウントのコンセプトやツイートのテーマが決まったら、投稿の頻度や時間帯なども設定し、安定したコンテンツ制作・投稿を続けることをおすすめします。

キャンペーンや広告配信など必要な施策を行う

Twitterアカウントを成長させていくためには、日々の運用や継続的な情報発信に加え、キャンペーンやTwitter広告などの施策を適宜行なうとよいでしょう。

キャンペーンは「アカウントをフォロー/リツイートしたら抽選で◯◯をプレゼント」「#◯◯を付けてツイートしたら◯◯が当たる」などの施策が挙げられます。

Twitter広告はプロモツイート・プロモアカウント・プロモトレンド・プロモビデオ・インストリーム動画の5種類があり、広告費用を払うことでツイートやアカウントを宣伝することができます。

分析・改善を行う

「Twitterで投稿して終わり」ではなく、ツイート後も分析を行い、改善しつづけることがTwitterマーケティングの成果を出すポイントです。

はじめに設定した目的からブレないよう、目標が達成できているか確認し、良い点・悪い点を分析します。

分析には「Twitterアナリティクス」などのツール活用がおすすめ。

Twitterアナリティクスでは、各ツイートのインプレッション数やエンゲージメント数、フォロワーの伸び率や属性などをチェックすることができます。

【参考】Twitterビジネス

分析後は各数値が増減した要因を考察し、改善していきましょう。

まとめ

無料でアカウントを作成し、情報発信を行えるTwitter。

適切なアカウント設計を行なってトライアンドエラーを繰り返し、上手に使いこなせば、商品・サービスの売り上げや収益化につなげることも可能です。

今回の記事を参考に、Twitterをビジネス活用してみてくださいね。

投稿者プロフィール

ゆきのち
ゆきのち
大阪在住、おすすめコスメ・スキンケアなど美容情報やトレンド情報を発信するフリーライター。

美容系/スポーツ系/IT系/人事労務系/グルメ系など多数メディアでの執筆歴あり。

大学にて化学を学んだ後、大手通販会社の在庫管理・バイヤーに。

その後、コンテンツマーケティング会社のディレクター・広報を担当し、現在は独立してフリーライター・SNS運用等を行っている。

・日本化粧品検定3級(認定No.17300393535)
・アロマテラピー検定1級
・ゆきのちさんのInstagram→@yuki_nochi
・お仕事関連のTwitter→@nakano_yukino

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