コロナ禍で外出する機会が減っている昨今、「オンライン飲み会」や「オンライン面接」、「オンライン学習」など、WEB上で行う○○がニューノーマルになってきています。

そんな中、対面でコミュニケーションを取る機会が減ったことから、人と人との繋がりを求めて「オンラインサロン」を立ち上げる人、あるいは入会する人が増えているのです。

本記事では、オンラインサロンを立ち上げるメリット・デメリット、入会するメリット・デメリットを解説します。

オンラインサロンを立ち上げるメリット

オンラインサロンとは、インターネット上で運営される会員制のクローズドコミュニティです。

まずはオンラインサロンの運営者側のメリットを紹介します。

安定した収益を見込める

FacebookやLINEなど無料のツールをうまく使えば初期費用0でも立ち上げられるオンラインサロン。

一般的に、オンラインサロンへの入会は有料で、その会費が運営側の収益です。

自分の作った商品やコンテンツの販売やコンサルティングをする場合は、一度きりの収入で終わり、売るものがなくなれば収入が途絶える売り切り型のビジネスとなります。

一方オンラインサロンの運営は、決済サービスの利用手数料や既存のオンラインサロンプラットフォームの利用手数料がかかることはあるものの、サブスクリプション型の安定的なビジネスとして収益を見込めるでしょう。

収益はオンラインサロンの規模(会員数)によって変わってきます。

積極的な発信で参加者を増やし、コミュニティを盛り上げることで退会率を減らせば、毎月まとまった収益が得られます。

もちろん会費に見合う継続的なコンテンツの提供が必要ですし、サロンによっては維持費・運営費がかかる点にはご留意ください。

また、オンラインサロンでのつながりから次のような収益につなげられる可能性もあります。

  • サロンとは別のセミナーや勉強会を開いた際の参加費
  • サロンを通じて得た人脈を生かしたビジネスでの収益
  • サロンメンバーへの商品販売の売り上げ

自分を中心としたコミュニティを作れる

オンラインサロンはクローズドなコミュニティであることから、参加している人同士の関係性が強いです。

運営者であれば自分を中心としたネットワークを形成できます。

コンテンツを発信する中で共感をうみ、ファンや仲間を獲得できれば、新たなビジネス展開やプロジェクトの立ち上げもしやすくなるでしょう。

また、アウトプットして会員からの反応や別視点の意見を得ることで、自分自身の知識や見識も深まり成長に繋げることも可能です。

炎上や批判を気にせず発信できる

コンテンツの発信自体はSNSなどでも行えます。

しかしオープンな環境は不特定多数の人が無料で利用できるため、幅広い層へ届けることが可能なぶん、炎上や批判、意図せぬマイナスの拡散をされるケースも。

受け取られ方のコントロールや予測が難しいことから、コンプライアンスへの配慮をしすぎるあまり他にない切り口やオリジナリティのある内容を発信しづらくなります。

一方、オンラインサロンは基本的にお金を払って入会したユーザーしかいないクローズドなコミュニティ。

同じ目的やテーマのもと、「対価を払ってでもここでしか得られない有益な情報を得たい」というポジティブな考えの会員が集まっています。

そのため暴言や荒らし行為などのトラブルが起きる心配が少なく、安心して情報発信や意見交換を行うことが可能です。

エリアに限定されず多くの人に情報発信できる

オンラインサロンは、情報発信やコンサルティングなどをWEB上で行うコミュニティ。

オフラインでこれらを行う場合は、場所を用意するコストや手間がかかります。

また、対面であるがゆえに人数や参加者の居住地などに制限が出てくることも。

オンラインサロンだとコストや手間を削減でき、また制限なく多くの参加者にコンテンツを提供することができます。

オンラインサロンを立ち上げるデメリット

オンラインサロンの運営をするにあたって、デメリットも存在します。

コンテンツを常に更新し続ける必要がある

オンラインサロンの会員は、支払う利用料に見合うコンテンツの提供を運営側に期待しています。

継続的なコンテンツ更新や会員の満足度を向上させるイベントの開催によって、会員を維持・増加させなければなりません。

せっかく集めた会員に退会されてしまわないように、また規模を拡大させていくために、魅力的なコンテンツを発信していく労力や費用が当然かかります。

「自分だけが知っていること」や「自分にしかできないこと」をオンラインサロン立ち上げ前に考え、提供できる利益を利用者に提示しましょう。

既存のプラットフォームを利用する場合は審査や手数料が必要

オンラインサロンの開設は、FacebookやLINEなど無料のツールを使う以外にも、DMMオンラインサロンやCAMPFIREコミュニティなどのオンラインサロンプラットフォームを利用する方法があります。

これらの既存プラットフォームを利用する場合、サロン開設時に審査が必要となるケースも。

誰でもすぐにオンラインサロンの運営者になれるわけではなく、利用申請を行い、審査に通らなければなりません。

また、プラットフォームによって金額は異なりますが、収益に対し10〜20%ほどの手数料がかかります。

【関連記事】オンラインサロンの始め方・やり方とは?2つの作り方と手順をわかりやすく解説!

開設したものの人を集められないことがある

知名度がマネタイズに直結するオンラインサロン。

せっかくオンラインサロンを開設しても、人を集めるのに苦戦するケースが多いです。

有名人・著名人、インフルエンサーや有名ブロガーといったもともとファンのいる人は別ですが、知名度のない個人がイチから立ち上げる場合、地道な情報発信と実績の積み重ねによって少しずつファンを増やしていく必要があります。

多くの会員を集めるために、魅力的なコンテンツをアップし続けるのはもちろん、SNSを活用するなどして外部への発信を行いましょう。

また「オンラインサロンで儲けたい!」と考えすぎてしまうと金額設定が高くなり、そのぶん入会を検討するユーザーが減ってしまいます。

また提供するコンテンツの質に対して高すぎる金額設定を行えば、会員から信頼を得られず失敗してしまうケースもあります。

オンラインサロンに入会・参加するメリット

続いて、オンラインサロンの利用者側のメリットを紹介します。

質の高い情報や知識を得られる

優れたスキル・知識を持っている人や特定分野の専門家が運営するオンラインサロンに参加すれば、質の高い情報や本音を聞くことができます。

「インターネットに情報が溢れているのだから、わざわざお金を払う必要があるの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、インターネットの普及で誰もが簡単に情報発信できるようになった反面、情報の数が多すぎて取捨選択をするのが難しくなっています。

オンラインサロンであれば、自分で内容を精査せずとも正しい情報や知識を得ることが可能です。

オンラインサロンによっては、一般には有料で公開されているコンテンツが無料で見られたり、有料セミナーへの参加費が無料になったりすることもあります。

また、運営者からの情報だけでなく、ほかの会員からの情報を得られる場合も。

オンラインサロンには特定のテーマに興味のある人やプロフェッショナル、情報感度の高い人が集まります。

会員同士で意見交換を行うことも多く、自分の知らない知識やノウハウを教えてもらえるかもしれません。

コミュニティが広がり切磋琢磨できる

オンラインサロンは、同じ目的をもったさまざまな仕事・趣味・年代・居住地の人に出会える場所です。

参加することでコミュニティが広がり、知識を共有しあうことができます。

「運営側1:利用者側1」ではなく、利用者同士も繋がれて「n:n」の関わりができるため、新しい発見や学びを得られるでしょう。

ブログやメルマガのように「発信者→読者」の一方通行の情報共有ではなく、「運営側と利用者」「利用者と利用者」などコミュニティ内で双方向の交流が生まれやすいのです。

自分から発信することもできるので、承認欲求が満たされ、困った時に助けてもらえる環境でもあります。

このようにコミュニティが広がり、意見交換をしたり、頑張っている人たちを見ながら「自分も頑張ろう」と切磋琢磨してスキルアップに注力できる環境がオンラインサロンです。

また、オンラインサロンではオフ会やイベントが開かれることも。

積極的に参加することで、より絆を深めることもできます。

有名人・著名人と交流できる

最近は有名人・著名人が運営するオンラインサロンも増えています。

芸能人や歌手・アーティスト、アイドルやモデル、タレントや芸人、作家、ジャーナリスト、カリスマ経営者などなど。

このようなサロンの場合、普段なかなか交流できない人と気軽にコミュニケーションが可能です。

オンラインサロンに入会することで好きな有名人と交流できるとなれば、価値は高いでしょう。

特別な情報や解禁前の情報をいち早く入手できたり、いっしょにプロジェクトに携わったりすることも可能かもしれません。

オンラインサロンに入会・参加するデメリット

オンラインサロンの利用者側のデメリットは以下のとおりです。

継続的にコストが発生する

オンラインサロンは有料である場合が多く、目安として月に1,000円~10,000円ほどかかります。

サロンによっては別途入会金や、オフ会・イベントの参加費や交通費が必要となることも。

会費は高いから良い・安いから悪いというわけではありません。

事前リサーチや実際にサロンに入ってみることで、会費に値するコンテンツが提供されているか、満足感を得られるか確かめてみましょう。

サロンに入会したからといって、一朝一夕でスキルが伸びたり、人脈が広がるわけではないです。

ある程度の期間会費を払い続けられる無理のない範囲でオンラインサロンを選びましょう。

また、オンラインサロンによってはサロンの運営の一部を任されることも。

「会費を払ってるのにタダ働きをさせられている」と不満を感じた場合は、断るあるいは退会することも検討してください。

入会するまで実態がわからない

オンラインサロンはクローズドな環境であるがゆえのメリットも多いですが、入会するまで実態がつかめない点はデメリット。

入会してみると、外部から見ていた実態と異なっていたり、活動自体が活発でなかったり、コンテンツの内容が期待ハズレであったりといったことも起こり得ます。

紹介ページや運営側からの発信内容だけでなく、口コミを調べる、事前問い合わせを行う、無料お試し入会を儲けているサロンを探すなどの方法もミスマッチを防ぐ手段として有効です。

サロンメンバーとの意見の対立や迷惑行為、個人情報の流出、また最悪の場合は無意味な情報を高額で売りつけられるなどの悪質な詐欺被害にあうことも。

オンラインサロン選びは慎重に行うようにしましょう。

まとめ

オンラインサロンの利用は、運営者側・利用者側双方にメリット・デメリットの両方が存在します。

開設を検討している場合は、自分がなぜオンラインサロンを立ち上げたいのか、何を成し遂げたいのか考え、しっかりと計画を立てることをおすすめします。

入会を検討している場合は、自分にとって価値があるかどうかをチェックし、事前リサーチしてから参加するとよいでしょう。

無料のお試し入会ができるサロンをピックアップしてもいいかもしれません。

本記事を参考に、充実したオンラインサロン活動を行ってみてくださいね。

投稿者プロフィール

ゆきのち
ゆきのち
大阪在住、おすすめコスメ・スキンケアなど美容情報やトレンド情報を発信するフリーライター。

美容系/スポーツ系/IT系/人事労務系/グルメ系など多数メディアでの執筆歴あり。

大学にて化学を学んだ後、大手通販会社の在庫管理・バイヤーに。

その後、コンテンツマーケティング会社のディレクター・広報を担当し、現在は独立してフリーライター・SNS運用等を行っている。

・日本化粧品検定3級(認定No.17300393535)
・アロマテラピー検定1級
・ゆきのちさんのInstagram→@yuki_nochi
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