一般の方だけでなく芸能人・著名人も参入し、利用者が増え続けているオンラインサロン。

クローズドな会員制コミュニティであるがゆえに活動内容が外部から見えにくく、「胡散臭い」「宗教みたい」「怪しい」などのマイナスイメージを抱かれることも少なくありません。

本記事では、オンラインサロンがマイナスイメージを持たれやすい理由や、騙されないための注意点などを解説します。

そもそもオンラインサロンとは

オンラインサロンとは、インターネット上の会員制コミュニティのこと。

月会費や年会費といった定額制で会員になれるオンラインサロンが多いです。

オンラインサロン内では、サロンオーナーからのコンテンツ配信や会員同士の交流、セミナーやイベントなどが行われています。

広く情報を発信・受信できるSNSなどのオープンコミュニティとは違い、会員だけが情報や機会を得ることができる場がオンラインサロンです。

一般に公開されていないコミュニティなので会員同士で深いコミュニケーションを取ることができ、目標や興味関心などが似ている人々が集まっていることから仲間意識が生まれやすくなっています。

【関連】オンラインサロンのメリット・デメリットは?運営側・入会側どちらの視点も解説

オンラインサロンは大きく次の4パターンに分けられます。

  1. スキルアップ型・・・オーナーがセミナーやコンテンツ配信情報を行い、会員に知識や技術を共有しているオンラインサロン。← 実業家や専門家のオーナーが多い。
  2. コミュニティ型・・・特定の趣味を持つ会員が集まり、交流や情報共有を行なっているオンラインサロン。←ライフスタイル分野で影響力を持つオーナーが多い。
  3. ファンクラブ型・・・オーナーのファンが集まり、交流や会員限定イベントなどを行なっているオンラインサロン。←芸能人のオーナーが多い。
  4. プロジェクト型・・・会員同士で新規事業などを立案し、資金調達や起業を目指して交流しているオンラインサロン。←実業家や起業家、投資家のオーナーが多い。

どのパターンのオンラインサロンにおいても、サロン内で提供される情報ややり取りした内容は、原則外部への情報流出が禁止されています。

このように閉じられた環境であるため、実態がわからず、マイナスイメージを抱かれてしまうのかもしれませんね。

オンラインサロンが怪しまれる理由

「オンラインサロン」とGoogleなどの検索エンジンに入力すると、「宗教」「胡散臭い」「怪しい」「おかしい」「やばい」「搾取」などのマイナスワードが見受けられます。

オンラインサロンが不審がられる理由は次の4つです。

  • 形の見えないものに会費が支払われているから
  • サロン会員が熱狂的だから
  • 搾取・タダ働きさせられているように見えるから
  • 比較的新しいサービスだから

以下、それぞれ解説します。

形の見えないものに会費が支払われているから

オンラインサロンは基本的に有料です。

会員は、限定された情報や機会、コミュニティ内での人脈などにオンラインサロンの価値を感じ、お金を支払っています。

閉鎖的な環境なので、会員以外は内容を見ることができません。

またイベントやオフ会、会員同士の交流といった体験型の特典や、セミナーやコンサルといったスキルシェアが多いため、形として残りづらい傾向にあります。

そのため、外部からだと「何もやっていないのにお金だけ払わされている」という風に見えるようです。

情報の流出は厳禁となっているオンラインサロンがほとんどなので、活動内容の詳細がSNSなどに上がることはありません。

「○○(サロン名)、楽しい!」「○○(サロン名)に入ってよかった」といった抽象的な感想のみがネット上に現れるため、その具体性のなさに不信感を抱かれるのではないでしょうか。

サロン会員が熱狂的だから

オンラインサロンには、サロンオーナーの実績や活動に魅力を感じて入会している会員の方が多いです。

オーナーと価値観や考え方が似ている人が集まり、オーナーの意向やサロンで発信される情報に賛同します。

オーナーの考えを強く推している会員たちを見て、外部の人々は宗教のように感じてしまうのかもしれません。

しかし、オンラインサロンを推す投稿や発言をするということは、その環境が楽しく、価値を感じている証拠。

外部から見ると怪しく感じるかもしれませんが、オンラインサロンメンバーが熱狂し同じ方向を向いて活動することで、個人では解決できない問題を乗り越えたり、プロジェクトを成し遂げたりといったメリットがあります。

搾取・タダ働きさせられているように見えるから

オンラインサロンには、オーナーが一方的に情報を発信するだけでなく、会員みんなで運営を行なっているところもあります。

そのため「お金を払ってまでオーナーの手伝いをするなんて搾取されているのでは」と、タダ働きを強要されているように見えるかもしれません。

しかしながら、これらはボランティアではなく立候補制である場合がほとんど。

オーナーに協力できることや一緒にイベントを行うことに対して価値を感じる会員が多いようです。

比較的新しいサービスだから

オンラインサロンは2012年頃に登場したサービス。

オンラインサロン事業をしている会社はまだまだ少なく、他の業界に比べて比較的新しいジャンルです。

人間は新しいものに触れた際、疑いや警戒の姿勢から入ってしまう傾向にあります。

ゆえに、不明な部分が多いオンラインサロンも怪しまれることがあるのです。

またオンラインサロンは情報の受け取りや交流、決済などがすべてオンライン上で完結できます。

利用している側からすると便利に感じますが、優れた利便性が裏目となって不信感を生むこともあるようですね。

悪徳なオンラインサロンに引っかからないためのポイント

先述のとおり、オンラインサロンは通常有益なコミュニティとして機能しており、健全に運営されているところがほとんどです。

一方、利用者が増えていくなかでトラブルや詐欺被害に遭う方も増えています。

<オンラインサロンのトラブルの例>

  • 高い入会金・月会費を払ったのに、サロン内で得られる内容はネットで見られるありきたりな情報だった
  • サロンオーナーの経歴や実績に惹かれて入会したが、嘘だった
  • 友人の紹介で入会したが、マルチ商法的なシステムだった
  • オンラインサロンの事業に出資すれば配当がもらえると言われていたが、配当が一切なかった
  • パワハラ・セクハラ被害を受けたが、クローズドコミュニティで証拠がなく、泣き寝入りした
  • 活動内容にコンサルが含まれているので入会したが、オーナーから返信が来ない
  • 会員同士で商品を購入し合ったり、オーナーの商品の宣伝を強要されたりする
  • 月額費用以外の追加費用が発生した

このようなトラブルに巻き込まれないように、次のような対策をとりましょう。

運営者の連絡先を控えておく

オンラインサロンのオーナーの名前や住所、電話番号などの連絡先を入会前にしっかりと確認し、メモしておくことが大切です。

トラブルが発生して返金を求めようとしても、「誰と契約したかわからない」「運営者の連絡先がわからない」といった事態になると交渉すらできません。

なお、LINEやSNSを知っているだけでは不十分です。

ブロックされてしまうと連絡が取れませんし、本名がわからないケースもあるため注意してください。

規約や契約書を保管しておく

オンラインサロンに入会したら、規約や契約書を紙に印刷したり画面をスクリーンショットしたりして保管しておきましょう。

契約内容がわからなくなってしまうと、トラブルの発生時に交渉を行うことが難しくなります。

国民生活センターによると、本来オンラインサロンへの入会時には契約書や規約を見せる必要があるとのこと。

契約内容を確認させてもらえない場合、入会を思い止まることをおすすめします。

やり取りを証拠として残しておく

入会時の契約書や規約だけでなく、入会後のやり取りも保管しておくと安心です。

たとえば、カリスマオーナーからの熱意や情にほだされて高額商品を購入したものの、冷静になって考えてみたら返品したくなることがあるかもしれません。

どのように販売勧誘を受けたのか、何と言われて購入を促されたのかなどの証拠を残していなければ、トラブルになった際に交渉ができなくなってしまいます。

クローズドなコミュニティであるオンラインサロンには外部からのチェックが入りにくく、被害の表面化が遅れてしまいがちです。

オンラインサロン内でのやり取りはテキストやキャプチャーなど形にして手元に置いておき、何かあった際に証拠として提出するようにしてください。

まとめ

外部から見ると宗教や詐欺のように見えてしまったり、胡散臭く感じられてしまうこともあるオンラインサロン。

閉鎖的なコミュニティの特性や一部の詐欺・トラブルにより、マイナスイメージを持たれる場合もあるということが分かりました。

オンラインサロンを上手に活用することで、特別な情報を得られ、会員同士で交流を深めることができるでしょう。

いつでも入退会することが可能なので、試しに一ヶ月ほど入会してみるといいかもしれませんね。

投稿者プロフィール

ゆきのち
ゆきのち
大阪在住、おすすめコスメ・スキンケアなど美容情報やトレンド情報を発信するフリーライター。

美容系/スポーツ系/IT系/人事労務系/グルメ系など多数メディアでの執筆歴あり。

大学にて化学を学んだ後、大手通販会社の在庫管理・バイヤーに。

その後、コンテンツマーケティング会社のディレクター・広報を担当し、現在は独立してフリーライター・SNS運用等を行っている。

・日本化粧品検定3級(認定No.17300393535)
・アロマテラピー検定1級
・ゆきのちさんのInstagram→@yuki_nochi
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