モデル未経験者やアマチュアモデルでもはじめられる『撮影会モデル』は、女性モデルのお仕事のひとつ。
そんな撮影会ですが、新型コロナウイルスの発生以来、オンラインでも実施されるようになったことはご存知でしょうか?
今回は、近頃開催数が増加しているオンライン撮影会の意味やメリット、手順や注意点をお伝えします。
外出自粛中で屋外撮影会ができない!オンライン撮影会のお仕事をしてみたい!という女性モデルさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
オンライン撮影会(リモート撮影会)とは
オンライン撮影会(リモート撮影会)とは、Zoomなどのビデオ通話・テレビ電話ツールを使用し、スマホやパソコンを用いてオンライン上で行う撮影会のことです。
『#Zoomグラフィー』というハッシュタグがSNS上で話題となるなど、新しいモデル撮影の手法として注目されています。
そもそも撮影会とは、主に写真撮影が趣味の方や撮影の練習をしたい方などアマチュアのカメラマンが、ポートレート撮影を行う際などに参加するモデル撮影会のことです。
従来の撮影会では、モデルとカメラマンが直接会い、屋外やスタジオなどで撮影を行っていました。
外出自粛の影響などにより、撮影会を主軸として活動されている女性モデルの方々は変化を余儀なくされましたが、こんな状況だからこそ生まれたアイディアだと言えるでしょう。
オンライン撮影会のメリット
従来の撮影会に比べ、オンライン撮影会には以下のようなメリットがあります。
- 移動時間やお金がかからない
- 衣装を持ち運ぶ必要がなく、服装チェンジが楽
- スケジュールを調整しやすい
- 安全
- リラックスして撮影に臨める
このように、自宅で撮影できるからこそのメリットがたくさんあります。
従来の撮影会に比べてコストや手間が少なく、参加ハードルが低そうですね♪
オンライン撮影会のデメリット
一方で、オンライン撮影会にはデメリットもいくつか存在します。
- 三脚や撮影アイテムを用意する必要がある
- サポートがないとアングルや構図が限られる
- 指示が聞き取りづらい
- 画質が悪い
いろいろなアングルでオンライン撮影を行いたい場合は、三脚やスマホスタンドなどが必要となってくるでしょう。
また、画質や音声が安定するよう、インターネット環境を整えておく必要があります。
オンライン撮影会の手順

オンライン撮影会は、主に以下のような手順で行います。
撮影会に所属または個人で募集
まずは、カメラマンからオンライン撮影の予約を受け付ける必要があります。
オンライン撮影会を主催している団体に所属・登録するか、個人でオンライン撮影会の予告を出しカメラマンさんを募集しましょう。
オンライン撮影会の予定が決定したら、事前に撮影当日の服装や用意する小道具などを確認しておきます。
ビデオ通話ツールおよびデバイスの準備
オンライン撮影会では、ビデオ通話ツールとツールを使用できるデバイスが必要です。
オンライン撮影会においては、主にZoomという無料ビデオ通話ツールが使われています。
会員登録やアプリのダウンロードを済ませ、当日すぐに撮影を開始できるよう準備しておきましょう。
撮影会団体に所属している場合は、運営から通話に参加するためのURLが送られてきます。
個人で行う場合は、撮影日時にミーティングをスケジュールし、発行した招待URLをカメラマンに共有します。
また、インターネットに接続できるスマホやパソコンなどのデバイスも合わせて用意しておきましょう。
Webカメラやマイクの設置・設定も忘れように注意です!
オンライン上での撮影
撮影当日は、約束の時間になったらオンライン撮影会(ビデオ通話)への参加URLをクリックし、アクセスします。
このとき、マイクおよびカメラ機能をオンにして参加します。
モデルとカメラマン双方の準備が整ったら、アングル・画角や構図、ライティングをカメラマンに指示してもらい、調整していきます。
調整後はカメラマン側でカメラを使って画面を撮影するか、スクリーンショットを撮ってもらいます。
中には、モデル側でカメラを使って撮影するケースもあるようです。
撮影データのレタッチ・送受
撮影終了後は、通常の撮影会と同様、撮影データのレタッチをカメラマンが行います。
モデル側で撮影していた場合は、撮影後に元データをカメラマンへ送りましょう。
オンライン撮影会はデバイスの画面を通じて撮影を行うため、通常の撮影会に比べて当然画質は荒いですが、フィルム風の加工と相性が良く、オンライン撮影ならではの良さがありますよ♪
オンライン撮影会の注意事項

最後に、オンライン撮影会に参加する際に女性モデルが注意すべきことについてお伝えします。
個人情報流出や身バレ
オンライン撮影会は主にモデルの自宅で行うため、個人情報が特定されないよう気をつけましょう。
窓から見える景色やカーテンの色、玄関やキッチンなどは要注意。
窓の外の建物や施設が見えてしまうと地域が特定されやすく、カーテンの色から自室がバレてしまう恐れがあります。
また、玄関やキッチンなどの様子から不動産サイトで部屋の間取りを特定されるケースもあるそうです。
ほかにも、オンライン撮影中は郵便物や宅配便の伝票、レシートなどが画面に映り込まないよう注意が必要です。
画質やピント
スマホやパソコンのスペックや回線強度によっては、画質が悪くなってしまいます。
通常のカメラの解像度に比べると当然、デバイスの解像度は低いため画像が粗くなることは仕方ないですが、デバイスのカメラの状態やインターネット環境は整えておくようにしましょう。
また、通常の撮影に比べてピントを合わせるのが難しくなります。
ピントの甘さをできるだけ抑えられるよう、普段以上に一時停止などカメラマンへの配慮ができると喜ばれるでしょう。
オンライン撮影会で新時代のモデル活動を!〜おわりに〜

昨今の状況下で、屋外やスタジオでの撮影会の実施が難しくなっています。
そんな中、新たなモデル活動の方法として『オンライン撮影会』が人気です。
この記事を参考に、女性モデルの皆さまはぜひオンライン撮影会を自宅で楽しんでみてくださいね♪
投稿者プロフィール
